マスク・ド・サラリーマンになる前 ―大病から人生が変わる編

マスク・ド・サラリーマンになる前 ―大病から人生が変わる編

人生の大きな分岐点

大病の申告を受けて

ギラン・バレー症候群―

聞いたことなかったため、始めは何のことか分からなかった。怖くなったのは、病室に帰ってから。医学の知識があった彼女に病名を伝えたところ、泣かれた。その時に国指定の難病の難病であること、寝たきりになる可能性があることなどを聞いた。恐ろしく怖くなった。まさか自分がこんなことになるなんて思ってもいなかった。

大病から大きく人生が好転する

病名の申告を受けてからは、再度同じ様な検査を受けた。理由としては症状がどの程度出ているのか、進行状況はどうかなどを調べるためとのこと。この時の症状は風邪の様な微熱が1ヶ月くらい続いたため、かなり身体がだるかった記憶がある。クソ暑い夏の日だったが、若干寒気を感じていた。また右半身に痺れを感じていた。歩き方も少し足を引きずっていた。病名の申告を受けてから気付いたのだけど…

病院での行動には特に制限はなかった。午前中の検査が終われば、基本的に夕食まで自由時間だった。飲食にも特に制限はなかった。病院の敷地内は移動OKだったので、病院内のドトールでコーヒーを買って、ドクターヘリの見えるベンチでボーッとしていた。海外で受けた理不尽な業務のストレスはここで解消されたんだと思う。メールも電話もこない環境でゆっくり過ごした。

ある日、ベンチでボーッとしてると、いるはずのない人が現れた。関西から彼女が来たんだ―

周りからの反対を押し切って…

いるはずのない人がいた―

その状況に遭遇するなんて思ってなかった。ドラマならカッコよく、オシャレに迎えるんだろうが、普通の人はしょーもない反応しかできないんだ。「なんでおるねん―」

聞くと、仕事を長期で休んで、来たとのこと。最寄りのビジネスホテルに泊まり込むらしい。後で聞いた話だが、周囲からは大反対だったらしい。障害が出るかもしれない病気を患った人についていくのか―そんな周囲の意見を無視して、しょうもない男のところに来てくれた。本当に嬉しかった。

この人こそ後の嫁マスクである。

検査の果てに…

その日から面会時間には彼女が現れる様になった。心なしかマスクも元気になった。それから2週間くらいか検査が続いた。検査を受けながら、少しずつ体調は良くなってきた様に感じた。最終的に症状が出ていない、“疑い”というところまで治った。手足の痺れもほぼなくなっていた。一旦2週間ごとの通院はあるが、退院の許可が出た。

辛かった検査…

念押しされたが、症状が引っ込んでる状態“寛解”ということは頭に置いておいて欲しいと医師からは言われた。原因としては、発展途上国での食事などが考えられるとのこと。また、現地にいた時に大きな洪水が発生した。その際に不衛生な環境があり、なんらかのウイルスに感染し、免疫が身体を攻撃し出した可能性が考えられるとのこと。

またまだまだ原因などが分からない病気のため、研究用の検体提供を依頼された。もちろん快諾した。自分を含めて、この病気の解明に役立てて欲しい。

検査は本当に辛かった。特に髄液の検査は本当に辛かった。脊髄への直接の注射も痛かったが、その後の頭痛、夜には腰のだるさの様な鈍痛が出てくるため、痛みで寝られなかった。

※こんな素材がある「いらすとや」、スゲー

To be continued…

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