マスク・ド・サラリーマン誕生 ―異変が始まる編

マスク・ド・サラリーマン誕生 ―異変が始まる編

業務の暗黒に取り込まれていく…

上司のあり方、部下のあり方

正直、当時は仕事が上手くいっていなかった。私自身も上手くマネジメントできていなかった。

そもそもカントリーリスクの関係で海外案件自体が座礁していた。

泥舟から逃げる様に、現地法人の取締役レベルの人間がどんどん辞めていた。財務面も使途不明金が大量に発覚、事業も赤字続きでキャッシュを垂れ流している状態になった。

当然、国内担当にも不穏な雰囲気が流れていた。あの時は殺伐とした雰囲気だった。

上司達も日に日に余裕はなくなっていたと思う。その雰囲気はひしひしと感じていた。

余裕のなくなった上司は私に対し、任せたの一言だった。

パワハラは必ずしも威圧だけではない

任せた-

これが暗黒に落ちるきっかけだったとは。当時の私は粋に感じ、課題解決に邁進していた。昇進もちらつかされていた。これに目が眩んでいた。今の自分から当時の自分に「大バカ野郎」と言いたい…

四面楚歌に…

暗礁に乗り上げた案件で担当レベルの若手が立ち向かえるほど甘くはない。時間が経っても、進捗は良くなかった。毎日関係箇所から進捗は、成果は、と求められた。私としては、事実確認や情報の収集からしないと何も分からない状態であったが、そんなものなしで成果を求められた。誰もどこから手をつけて良いのか分からない状態で、どこから手を付けるか決めたいのに情報もなく、ただただ追い込みをかけられる状態が続いた。

上司とも会話をしたが、もう任せた案件である、成果を持ってこいとの一点張りだった。

さらに上の上司にも掛け合ったが、先に上司から「私が担当することになった」と手を打たれていたため、完全に四面楚歌となった。

根性にも限界がある

なんとかギリギリで耐える

完全に四面楚歌の中で耐えながら、なんとか光明が見えるように仕事に取り組んだ。ここでの時差はとんでもなく脅威だった。現地との打合せというリンチは日本時間22時〜3時などになることが多かった。無心に耐えて、日本で朝を迎える。ストレスは半端なかった。

徐々に寝られなくなる

寝る間を惜しんで仕事をする-

と言うよりかは、寝たいんだが仕事に寝かしてもらえなかった。

寝たい-

当時のこの希望を汲み取ってくれる仲間はいなかった。

この時はまだ気づいてなかったが、少しずつ「寝れなくなっていた」…

To be continued…

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